相続税申告を行うことは人生に何度もあることではありません。「相続税で損をしない、失敗しない」ためには、相続税に精通し、信頼できる税理士に相談することです。
しかし「どの税理士が相続税に精通しているのか」「信頼できるかどうかはどうやって見極めればいいのか」など、相続を初めて経験される方にとって、相続税申告を依頼する税理士選びは難しいのではないでしょうか。
「知人が紹介してくれた税理士に依頼する」という選択肢もあると思いますが、本当にその税理士が相続税に精通しているかどうかを確認しておかなければ、後々後悔してしまうおそれもあります。
ここでは「相続税申告で失敗しないための税理士選びのポイント」について、税理士目線から解説いたします。相続は大切な財産を子孫に繋げる大切な手続きです。「相続税申告で失敗したくない」という方は、ぜひ最後までお付き合いください。
目次
税理士資格を持っているからと言って、全ての税理士が相続税申告に精通しているわけではありません。会社の法人税に強い税理士もいれば、海外取引に強い税理士、個人の所得税に強い税理士など、その税理士の経験によって「どの税目に精通しているのか」異なります。
しかし「相続税専門税理士に依頼すればいい」というわけでもありません。相続税は、亡くなった被相続人の状況や財産によって、他の税目と繋がってきます。
不動産経営をされている方が亡くなった場合には、相続人は準確定申告や相続後の確定申告(所得税)が必要になりますし、法人の経営者が亡くなった場合は法人税が絡んできます。
相続税だけでなく、その周辺の税務まで網羅できる税理士が「真の相続税に精通した税理士」ではないでしょうか。
相続税申告では、相続財産を正確に把握し、相続税評価額を計算して全体の相続税額を算出します。相続財産の中でも、不動産は財産に占める割合が高く、評価額の計算が難しい財産として知られています。
国税庁の統計では、相続財産の中に土地が占める割合の平均(令和4年)は32.3%、家屋は5.1%となっており、実に相続財産の4割弱を不動産が占めています。
【相続財産の⾦額の構成⽐の推移】
不動産、特に土地をどのように評価するかによって相続税額は変わりますし、宅地については、相続税の特例である「小規模宅地等の特例」を上手く適用できるかどうかによって相続税の負担が大きく異なります。
一般的な税理士は税のプロであり、不動産のプロではありません。不動産に精通した税理士であれば、土地の評価を減額できるポイントを見逃さず、相続税の負担をできるだけ抑えた相続税申告が可能です。
当事務所は、不動産業界で長く仕事をしていた代表税理士が「不動産相続」に力を入れている税理士事務所です。税のプロとして、そして不動産のプロだった見識を活かし、不動産を活用した生前対策・相続税申告での不動産の適正評価・相続後の不動産運用のアドバイス・不動産の売却に至るまで、不動産相続に関して一貫したサービスをご提供しております。
相続手続きは、相続税申告だけではありません。相続財産に不動産がある場合には、相続登記が必要になりますし、不動産の相続税評価額が実勢価格(通常の売買価格)と大きな差がある場合には、不動産鑑定士による不動産鑑定評価を用いる場合もあり、これらの専門家を自分で探すとなると、多くの時間と手間がかかってしまいます。
他士業と連携しており、ワンストップで連携できる体制を整えている税理士事務所の場合、お客様の手間を煩わせずに他の相続手続きを並行して進めることが可能です。
当事務所は、司法書士や弁護士、不動産鑑定士、土地家屋調査士などの専門家との連携体制を整えており、必要な相続手続きを窓口1つでトータルサポートが可能です。
不動産の売却や活用のご相談についても、当事務所が窓口対応いたします。営業色のない中立な立場で適切なご提案をさせていただき、必要に応じて不動産会社のご紹介をさせていただきますので、安心してお任せください。
相続税申告は、大切な家族を亡くし、精神的に辛い状況で行わなければならない手続きです。また、多くの方にとって初めて経験する相続になるため、右も左も分からずに大きな不安を抱いてしまいます。
相続税に関する不安を取り除くことも重要な税理士の役割です。淡々と相続財産の評価額を計算し「後は相続人で遺産分割してください」というスタンスの税理士では、お客様の不安を取り除くことができません。
お客様の辛い状況を理解し、ゆっくり、じっくり親身に相談を伺い、心に寄り添いながら手続きを進めてくれる税理士事務所を選びましょう。
当事務所は、初回のご相談は無料、時間の制限もございません。お客様が相談したいことを全て話していただき、課題や問題が解決できますように全力で取り組んで参ります。お客様の本当の不安をお話の中から読み取り、安心に変えるサポートをさせていただきます。
初めていく飲食店を選ぶ際、「口コミ」を確認してお店を選ぶ方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。相続税申告を依頼する税理士も同様に他の依頼者の意見を参考にするといいでしょう。
税理士事務所の中には、ご依頼いただいたお客様へアンケートをお願いし、HPに「お客様の声」という形で掲載している事務所もあります。依頼した内容や対応、事務所の雰囲気などがコメントされているため、税理士事務所を選ぶ際の参考になります。
当事務所においても、お客様にアンケートをお願いし「お客様の声」として掲載しております。ぜひ、ご覧ください。
相続税申告にかかる税理士の費用は、相続財産の規模や種類、難易度などによって異なり、相続財産の評価が終わらないと正確な費用が分からないため、申告が終わり、請求書が発行された際に「思った以上に税理士費用がかかった」と感じる方も少なくありません。
相続税申告は、申告に必要な「相続税+税理士報酬」で考えなければ、トータルでいくらぐらい資金を用意すればいいのか分からず、多くの方が不安に感じてしまうでしょう。
税理士に相続税申告の依頼を考えている場合は、初回のご相談時に相続税の概算額と税理士費用の見積もりを確認しましょう。
当事務所では、初回のご相談時に相続税の概算額と税理士費用のお見積もりを必ず行っております。費用面でもお客様に安心していただけるように努めています。
ここまで、相続税申告を税理士に依頼する場合のポイントを解説しました。様々なポイントはあるものの、一番はお客様が実際に税理士と面談し、相性が合うか、信頼できるかどうかが一番重要です。
相続税申告は、数日で終わるものではなく、申告が完了するまでに数ヶ月かかることが一般的です。長いお付き合いになりますので、お客様が信頼関係を築ける税理士を選びましょう。
当事務所は、お客様が安心して任せられる業務体制の向上を常に考え、改善しております。相続税でお困りの場合、特に不動産相続でお困りの際は、ぜひ当事務所にご相談ください。きっと、今までの不安がなくなり、安心していただけると思います。ご連絡は下記のコンタクトフォームをご利用ください。
Contact us
お問い合わせ・無料相談のご予約
オンライン面談可・
平日夜間/土日対応可
受付時間 10:00~18:00(月〜金)
監修者情報
この記事の執筆者:渡邉 優
「渡邉優税理士事務所」代表。相続の中でも“不動産にお困りごとを抱える相続”の対応を得意としている。